| 東京支部の養成講座部を担当する小畑あや部長に、これまでの歩みや養成講座部の役割、そして今後の展望について伺いました。 養成講座部は、産業カウンセラーを目指す方々の学びのスタート地点を支えるとともに、その後の成長を見据えた実技指導やフォロー体制づくりまで幅広く担っています。受講前の説明会から講座運営、修了後のフォローまで一貫して関わる養成講座部。その運営を統括する小畑部長の思いに迫ります。 |

■ 「相談に乗る力」を求めて踏み出した第一歩
小畑さんが産業カウンセラー養成講座を受講したのは2002年。当時の仕事の中で「人の相談に乗ることの大切さ」を強く感じたことがきっかけでした。
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養成講座を修了し、2003年に産業カウンセラーの資格を取得。その後、仕事では組織内で指導する立場となり、指導のあり方についても課題意識を持つようになります。一方的に教えるのではなく、「相手が理解し、前に進める指導」とは何か。その答えを求めて実技指導者の道へ進み、2009年から指導に携わるようになり、シニア産業カウンセラーの資格も2011年に取得しました。
■ 指導と学びの中で得た「厳しさ」と「温かさ」
実技指導者養成の過程では、実習を通じて指導の実践を繰り返します。そこには、期待と同時に厳しさもありました。
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時には受け止めきれず、仲間と支え合うこともあったといいます。そんな中、ある指導者から掛けられた“温かい言葉”が深く心に残りました。
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この経験は、現在の指導にも大きく影響しています。
必要な指摘はしっかりと伝えつつも、相手を支える言葉を忘れない――そのバランスを大切にしていると語ります。
■ 部長就任の背景にあった「みんなでつくる」という想い
小畑さんは、いきなり養成講座部長に就任したわけではありません。専門育成研修部や社会貢献推進部など、複数の部長経験を経て現在に至っています。
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部長就任にあたって特別な決意があったというよりも、「みんなで盛り立てていく、指導者の仲間がいる」という思いが背中を押しました。
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■ 多様なバックグラウンドが生み出すチーム力
現在、養成講座部には14名が所属。全員が実技指導者でありながら、本業を持ちながら活動しています。
正社員、嘱託、自営業など働き方もさまざま。年齢や経験も異なる多様なメンバーが集まり、それぞれの知見を活かして講座運営を支えています。
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講座の会場選定、定員設計、運営方法の検討など、細かな意思決定も全員で話し合いながら進めていきます。
■ 講座の前後も含めた「学びの設計」
養成講座部の仕事は、講座の実施だけにとどまりません。
• 受講前の説明会の企画・実施
• 講座期間中の運営サポート
• 補講企画
• 修了後のフォローアップ講座など
など、学びの入り口から修了後のフォローに至るまで一貫して関わります。
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その支えになっているのが事務局であり連携も不可欠です。日々の連絡や情報共有を密に行いながら、運営体制を支えています。
■ 指導者を目指すという選択肢
養成講座に関わりたい場合、まず実技指導者を目指す必要があります。その道のりは決して短くはありません。
2026年度では、最初の2年間は修習生として基礎を学び、進級後に実技指導者として活動を開始。さらに経験を重ねながらステップアップしていきます。
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なお、応募にはシニア産業カウンセラー育成講座の一部(ファシリテーション、逐語事例検討)を修了し、認定されていることが必要となります。
■ 可能性を広げる一歩へ
最後に、小畑さんから会員へのメッセージです。
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さらに、周囲への働きかけも呼びかけます。
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「可能性は無限大」。その言葉通り、養成講座は学びの入り口であり、次のステージへの扉でもあります。
互いに支え合いながら成長していく場――それが小畑さんの目指す養成講座です。
そこには、「人がいるからこそ成り立つ」というシンプルで力強い信念がありました。
※産業カウンセラー試験は、2026年3月31日付で厚生労働省より職業能力開発促進法に基づく団体検定として認定されました。





