~この連載では、普及事業部事業推進担当のサービスを紹介いたします~
日本産業カウンセラー協会東京支部では、会員や産業現場で働く人の心の支援に携わる方々に向け、学びと実務に役立つ情報をブログで発信しております。
第5回は「コンサルティングサービス」についてです。 ※第4回はこちらをご覧ください。
近年、注目されている概念に「心理的安全性」があります。
「心理的安全性」とは、組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態のことです。ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、この概念は、Google社が自社の中で生産性が高い部署の共通点を調べたところ「心理的安全性の高さ」があったと発表したことから、急激に注目されました。
コロナ禍で不安を抱えている方も少なくありません。そんな中で「心理的安全性」がないと不安を助長することにもなり、この概念はさらに重要になってきています。職場環境の改善や休職者・離職者の増加防止などに不可欠なものともいえるでしょう。
この「心理的安全性」を確保することは、働きやすく生産性の高い職場づくりにつながります。当協会ではそのような組織づくりのお手伝いをしており、長期的なコンサルティングから短期的なサポートまでご要望に応じた支援をしています。
具体的には下記のような支援を行っています。
◆メンタルヘルス対策の土台づくりからトータルサポートまで
「メンタルヘルス対策を進めたいが、どこから始めたらよいか分からない」「メンタルヘルスについての社内体制をつくりたい」など、経験が豊かなコンサルタントが現状に応じながら体制構築をお手伝いいたします。
◆ストレスチェック後の職場環境改善
「ストレスチェック制度が始まり7年目に突入しようとしている…実施はしているがその後はどのように生かせばよいか分からない」などのお悩みには、集団分析結果と管理職などへのヒアリングから職場の課題をまとめ、具体的な提案をしています。コンサルタントがその後の研修や個別カウンセリングなどを行うことも可能です。
◆復職支援
「メンタル不調と思われる従業員がいる。どうしたらよいか」「復職する従業員をどのように受け入れたらよいか」など、体制づくりのお手伝いから復職者や上司の方へのフォローまで、個別的で具体的な支援を行います。
その他「職場で事故が起こり、従業員が動揺しているがどうしたらよいか分からない」など、さまざまな事案に対応いたします。
詳細は、普及事業部事業推進担当までお気軽にお問合せください。
普及事業部事業推進担当では、2022年度もブログをお届けいたします。