介護リフレッシュカフェ 開催しました!

2021年4月23日

3月5日(金)の19時から、オンラインにて「介護リフレッシュカフェ」を開催しました。
介護リフレッシュカフェはいつも金曜日の夜に開催しています。講師の話を聞くだけでなく、介護の大変さや悩みを語り、交流することによってリフレッシュして元気になっていただくために、どなたでも参加できる講座です。

今回の講師は石塚典子先生。
医学博士であり、臨床心理士でもある先生に「介護に役立つ依存症の基礎を学ぶ」と題してお話しいただきました。

2018年に「ギャンブル等依存症対策基本法」が施行されてから、依存症への関心が急速に高まり、スキャンダルとして報道でも扱われることが多くなりました。みなさんも耳にすることが増えたのではないでしょうか。
依存症の中でも、特にアルコール依存症は国内の生涯経験者が100万人を超えています。しかし依然として個人や家庭の問題として扱われ、支援も日本は諸外国に比べて遅れています。

先生によると、最近ではコロナ禍で外出しにくくなった独居高齢者にも、アルコール依存症が増えているとのこと。介護とアルコール依存症は別の世界のことではないそうです。

また「依存症は脳の病気です。本人の心の持ちようでは解決しない、治療が必要な病気なのです」と石塚先生。
依存症とは何なのか、身近に困っている人がいたらどうすればいいのか、など石塚先生の心理支援の事例を交えながら基礎的な知識を教えていただきました。グループでのワークも行い、実際にそのとき自分だったらどうすればよいか?を考える時間ともなりました。

<参加者からの声>

・依存症について簡単な知識しかなかったので勉強になった。
・大変貴重な内容の講座でした。
・依存症が心ではなく脳の病気であることなどを知り大変に勉強になりました。

オンラインでの介護リフレッシュカフェ開催は2回目ですが、家族の介護があると外出もしにくく、オンラインだからこそ参加できたという方もいたようです。

次回は、介護リフレッシュカフェからパワーアップした社会貢献カフェを構想中です。

開催は6月25日(金)の予定です。詳細は東京支部のWebサイトでお知らせします。
みなさま、ぜひご参加ください。

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