～この連載では、普及事業部事業推進担当のサービスを紹介いたします～
日本産業カウンセラー協会東京支部では、会員や産業現場で働く人の、心の支援に携わる方々に向け、学びと実務に役立つ情報をブログで発信しております。
第2回は「JAICOハラスメント相談窓口」についてです。※第1回目はこちらをご覧ください。
職場のパワーハラスメント防止措置として、2020年6月に「相談窓口の設置」などが企業・団体に義務付けられました。来年・2022年4月には中小企業も義務となります。
職場のパワーハラスメント防止措置として、事業主が講ずべき措置（※1）は、以下の通りです。
| ・事業主の方針等の明確化及びその周知・啓発 ・相談（苦情を含む）に応じ、適切に対応するために必要な体制の整備 ・職場におけるパワーハラスメントに係る事後の迅速かつ適切な対応 ・併せて講ずべき措置（プライバシー保護、不利益取扱いの禁止等） |
（※1）事業主が職場における優越的な関係を背景とした言動に起因する問題に関して雇用管理上講ずべき措置等についての指針
当協会では、企業・団体への「相談窓口の設置等」の義務付けに伴い、2021年6月に「JAICOハラスメント相談窓口」を開設しました。
「会社の中に相談できる人がいない」「自分から会社に言えない」などの職場では打ち明けることができない場合が多いハラスメントの相談は、社外の相談員には相談しやすいことがあります。社内にハラスメント相談窓口をお持ちの企業・団体様も、これから開設予定の企業様も、従業員の皆様が安心して相談できる「JAICOハラスメント相談窓口」をぜひご活用ください。
「JAICOハラスメント相談窓口」の6つのメリット
| ・経験が豊富な産業カウンセラー有資格者が相談をお受けできます。 ・ストレス・不安を軽減し、従業員の心身の健康を守ります。 ・ハラスメント担当部門、上司の時間的・精神的負担を軽減します。 ・ハラスメント問題の悪化を防ぎ、企業の社会的信用を守ります。 ・相談者の希望により、全国36カ所の相談室カウンセリングにつなぐことが可能です。 （別途相談室契約が必要） ・職場風土改善など本質的な問題解決につながる方策もご用意しています。（オプション） |
※詳細は、普及事業部事業推進までお気軽にお問い合わせください。
次回は「カウンセリングサービス」についてお話をいたします。（9月中旬更新予定）
