Afterコロナへの対処法(その1)
~関心を持つ・相手を理解しようと努力する~
緊急事態が解除されてAfterコロナのフェーズになり、
新しい生活様式で職場・学校などが動き始めました。
そこで、ブログも「Afterコロナ」をテーマに掲載したいと思います。
今回は「関心を持つ・相手を理解しようと努力する」です。
Withコロナ対応で、テレワークやオンライン商談・会議など
オンラインで面接・面談する機会が増え、
Afterコロナでもオンライン面談・面接は続くと言われています。
また、就活ではオンライン面接が多くなり、
最終面接までオンライン面接で実施するという企業もあります。
カウンセラーの世界も同様で、ZOOM等によるオンラインカウンセリングが増えています。
カウンセラーの交流会や研修会等で、「オンラインカウンセリングは、
相手の表情やしぐさ等が見えにくいなど制約があり、クライエントを理解できない」
と言うカウンセラーが多く、違和感を感じます。
そもそも、カウンセリングでは、
「相手(クライエント)へ関心を持つ・相手(クライエント)を
理解しようと努力する」ことが大切です。
「オンラインだから・・・」という言葉が、言い訳に聞こえてしまうのは私だけでしょうか。
先日、企業の採用担当者にオンライン面接の様子を尋ねたところ
「オンラインでも学生のことが分かるようになりました」とコメントをいただきました。
そうです、採用担当者は「学生に関心を持つ・学生を理解しようと努力する」ことを
心掛けているからですね。
「相手に関心を持つ・相手を理解しようと努力する」ことはコミュニケーションに
欠くことの出来ない大切な事の1つです。
職場・学校・家庭など、基本に立ち返り、日々のコミュニケーションで
「相手に関心を持つ・相手を理解しようと努力する」ことを意識しましょう。
(シニア産業カウンセラー・2級キャリアコンサルティング技能士 石黒仁)