こころのレシピ Vol.1
「テレワーク中の子どもとの過ごし方」

2020年3月31日

JAICO東京支部では、この時期に寄せられているご相談を基に、ストレスや苦難を乗り越えるための知識や工夫を産業カウンセラーの立場からお答えいたします。少しでも皆さんのお役に立てればと考えます。

第1回は、シニア産業カウンセラーであり、音楽療法士として子どもたちの支援も行っている小畑あやさんの登場です。お時間のある時にぜひご一読いただければと思います。

※相談内容・相談者は、実際に寄せられている内容を加工・編集しており、実際の相談内容をそのまま掲載したものではございません。

ご相談:Nさん・IT企業勤務・30代後半・一般職

テレワーク勤務を始めて3週間になります。小学生の子ども(4月に小4になる長女、小2の長男)が2人います。仕事をしていても集中できず、イライラしているなぁと自分ながらに思ってしまいます。

子ども達も学校が休みになってしまい時間を持て余しているのはわかるのですが、喧嘩が始まることもしばしば。お姉ちゃんは宿題やお友達に会えなくてイライラ、弟はお姉ちゃんにちょっかいを出して怒りを買っています。

私もつい怒鳴ってしまって…。怒ったあとは自分にも嫌悪感があります。子ども達のストレスもピークです。何とか気分転換とも思いますが、なかなか自分では思いつきません。

(小畑)3週間のテレワークお疲れさまです。
Nさん自身もストレスが相当溜まっている頃ですね。
お子さんが2人もいるのですから、推測するには朝、昼、夜とご飯も作り、家事も行いながらの在宅勤務はさぞ疲れることかと思います。
子ども達の喧嘩が始まれば、それは怒鳴りたくもなります。Nさん自身怒ったあと嫌悪感があるとのこと、反省されていらっしゃいますし、気分転換をお子さんの為にと考えていらっしゃるのですよね。

脳が感じる優位性として(右側がより優位)、

かゆい<冷たい<痛み<触覚<運動

という順番があるそうです。

Nさんのストレスが、こころの「痛み」と捉えると、先の順番で行くと「触覚」いわゆる触れ合うことが優位に立つことになります。要は抱きしめ合うことです。

次に「触覚」の優位に立つのが「運動」となります。
家の中で簡単に楽しくできる運動として、ダンスをおすすめします。子ども達と一緒にレッツダンスです。
え?ダンス?と思われるかもしれませんが、その理由をご紹介しますね。ストレス解消として、音楽と身体を動かす相乗効果は大きいです。

Nさんも一緒になって身体を動かすことで運動不足の解消、気分転換として取り組んでみてはいかがでしょう。
親子で一緒にできること、子どもが主体で行うこと(大人が子供に押し付けるのではないこと)が大切です。肝心なのは、子ども達のほうが覚えがよいので、子ども達に教えてもらうことです。
子どもは親に何かしてあげられたと感じることで 自立心が芽生えます。

子どもにとって、親が一緒にやってくれることは、何より嬉しいものだからです。
昨年流行った♪「パプリカ」もいいですし、圧倒的な人気のエビカニクス。ディズニー系なら何でも良いと思います。これはパパも一緒にできることです。

とはいえ、テレワーク中ですから、仕事に戻るためにも「じゃぁリフレッシュタイム!これから15分間〇〇のダンスを教えて!」時間を決めて行うことも大切ですね。

そうそう、ダンスのあとは、十分な換気と手洗い・うがいは忘れないでくださいね!

小畑あや(こばた・あや)
シニア産業カウンセラー・キャリアコンサルタント・音楽療法士。
働く人のカウンセリング、メンタルヘルスのセミナー講師の他、音楽療法士として、障がい児・者、高齢者施設にてセラピーを行っています。

Vol.2「不安を大切に扱う」>>

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