企業内でメンタルヘルスケアを推進するために 開催報告

2022年1月26日

2021年12月25日(土)に【企業内でメンタルヘルスケアを推進するために】~産業カウンセラーの先輩から職場での実践事例を学ぶ~と銘打った講座をオンラインで開催いたしました。
クリスマスにもかかわらず、16名の方にご参加いただきました。

昨今、職場でのメンタルヘルス対策を推進するために「社内相談窓口を立ち上げたい」あるいは「すでにある相談室の活性化や拡大が進まない」など、お悩みの方は多いかと思います。この講座は、講師の体験談やディスカッションを通し「今、一人ひとりに何ができるか」を共に考え、皆さんが抱える課題解決へのヒントを見つけていくために開催しました。

今回の講師は中川智子講師(協会認定スーパーバイザー、シニア産業カウンセラー、公認心理師)と、香取由美子講師(シニア産業カウンセラー)の2名に登壇いただきました。
産業カウンセラーとして実際に企業内で体制構築に関わった2名の講師の経験談を紹介の後、この講座の特徴である「先輩から実践事例を学ぶ」ため、グループワークを行い、講師の体験談を元に30分の討議が行われました。具体的なノウハウに関する質問や提案が飛び交い、大変な盛り上がりで時間が足りないくらいでした。

<受講者の声>
・一線で活躍されている講師の情報は大変有益です。また、メンバーで意見を出し合う時間も参考になることが多いです。時間が短すぎるぐらい、濃い内容でした。先生が明るく、内容例も具体的で、話だけでも全く飽きずに聞いていられました。ワークで出た意見も参考になりました。
・二人体制の講師それぞれの取り組みの特徴、受講者の人数と(ディスカッショングループでの)偶然の組み合わせなど、結果として充実した内容になったと実感しています。もちろんプログラムの構成や時間配分、受講者数、講師の講義のテーマ等がよかったことが前提にあることです。受講の機会をいただき、ありがとうございました。

この記事をご覧いただいた皆さんの中にも、企業内でメンタルヘルスケアを推進している人事・総務のスタッフの方は多いことでしょう。すでに相談室を立ち上げている企業も、これからの企業も、その運営上の悩みは共通しているようです。

研修部では、こうした「働く人」の仕事を通じた悩みに寄り添い、役に立つ講座を企画・運営してまいります。皆さまもぜひ、こちらまでご意見をお寄せください。

TOPへ戻る