4月2日(土)の13:00から、「ドクター山本のメール相談の極意〜15万件のメール相談事例から学ぶ〜」(詳細はこちら)をオンラインで開催いたしました。
年度変わりの慌ただしい時期にもかかわらず、30名の方が日本全国から参加されました。講師は山本晴義先生。
独立行政法人 労働者健康安全機構 横浜労災病院 勤労者メンタルヘルスセンター長として活躍されています。
コロナ禍が2年以上続き、対面でのカウンセリングが難しい状況で戸惑っているカウンセラーの方も多いことでしょう。その一方で、ストレスを訴える人が増え続け、不安やストレスを抱えたままうつ病を患う人も少なくありません。
山本先生が2000年に始められた「勤労者心のメール相談」では、22年間1日も休まずメールに返信しているそうですが、コロナ禍が始まってからメールの件数は増えているとのこと。
現在15万件を超えたその相談の中から、その事例を通じて、今私たちが支援者としてできること、先生が培ってきたメール相談の極意についてお話していただきました。
メール相談の基本的態度、メリット、デメリットについても言及され、普段は対面での相談業務をされている方にもすぐに使えるヒントをいただけたことと思います。
また<ストレス一日決算主義>を進める先生から、健康的なライフスタイル、毎日の5要素(運動、労働、睡眠、休養、食事プラス家事)のご提案など、元気を取り戻す工夫をお聞きしました。
チャット機能を使った質問への回答もあり、実際にメールでの回答について先生から意見をいただける場面もあるなど、オンラインならではの参加型講義となりました。
<受講者の声>
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◆受講後、山本晴義先生からメッセージが届きました!山本先生の研修の様子がご覧いただけます。
「治療と仕事の両立」を労災病院は支援しています。私自身、昨年肺がんの手術を受けましたが、「両立支援」のお陰で、元気に職場復帰することできました。下記動画をご笑覧いただければ幸いです。 (横浜労災病院 勤労者メンタルヘルスセンター長(兼任)治療就労両立支援部長 山本晴義) |